人生に彩りを添える野菜であってほしいと願いを込めて育てています。独立栽培師【久保谷健】
今日もすっきりと晴れて、これでもかってほど、お花見日和ですね♪
今回のブログ更新で1000回となりました。
これまで野菜の生長過程をブログで更新することにより、栽培方法や考え方など、ある程度理解してもらえたと思います。
誤字など多少あるかと思いますが、見やすいブログになっていると思いますし、栽培方法や栽培状況はもちろん、醗酵アミノ酸肥料づくりや土壌分析結果、自家採種の状況なども情報開示してこれたと思います。
栽培初め当初は信頼どころか、本当に一人で肥料を作り、農薬を一切使用せず野菜を育て、自家採種までしているのか信用すらしてもらえなかったこともありました。
個人で信頼・信用を得るのは簡単なことではありませんが、職人として(生涯一栽培師として)、一人の人間が一から育て上げた野菜を召し上がっていただきたい。
自分が持っている心と技術の全てを注ぎ込んだ野菜を通して、心の交流をしたい。という強い思いは変わらず持ち続けていきます。(綺麗事だと言われるかもしれないが、本当に野菜を愛する人には理解してもらえるはず)
さて写真は、ブログを始める前から大変お世話になっている【カフェ・ラ・ファミーユ】の[冬野菜サラダ](2月6日撮影)です。(特別に私が育てた野菜だけで盛り付けていただきました)
奥澤さんに盛り付けてもらうと一つの作品になりますね♪(めちゃくちゃ美味しかった(*^^*)♪)
正直、奥澤さんに出会えていなければ、これまでフレンチで扱うような野菜を育ててこれたかどうかわかりません。(奥澤さんには、何の後ろ楯のない私の野菜をこころよく扱ってくださいましたし、私が最も重点をおいているカステルフランコの種子を譲っていただいた方でもあります)
ファミーユでは置いてあるもの一つ一つに物語があり、おとぎの国に迷いこんだ世界がひろがっています。
いつもの日常に特別なひとときを♪
また、敷地内にはご両親が新鮮な野菜を育てている菜園やアンティーク・ブロカント雑貨を扱う雑貨店、美容室があり、のどかな北フランスの香りが漂っています。
まだまだ至らない点もありますが、味に深みがあり、自然を感じることのできる野菜をお届けしていきたい。
伝統を受け継ぎながら、独自・独特・独創の世界を生み出す職人への憧れ
太陽の温もり、
風のささやき、
草木の輝き、
そして小鳥のさえずりをも映し出す。
時を越え、季節が刻み込んだ確かな記憶が、
人生に彩りを添える存在であってほしい────
そう願いを込めて、これからも育てていきたい。
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日付:2015/03/31 12:58
昨日に引き続き、今日も冷たい西風が強く吹きつけました。
写真は10月下旬に定植したアイスプラントです。
昨日は気付きませんでしたが、葉の付け根の方が赤くなってきています。
初めての栽培ですので、なぜ赤くなるのか分かりませんが、そろそろ蕾をつけ始めようとするサインでしょうか。
収穫し始めてから半月ぐらいしか経っていませんが、播種してからそこそこ時間が掛かってしまったのでしょうがないのかな?
また、軟白栽培していたタルディーヴォを自家採種するため、畑に植え替えました。
まだまだ最低気温が氷点下になる時期で、根がつかないと思いますが、とりあえずやってみました。
今日は穏やかで晴れやかな天気でした。(ちょっと良いことがあったので心も晴れやか(^^))
写真はグリーンオーク、レッドオーク、フリンジーグリーン、フリンジーレッド、グリーンリーフ、サニーレタス、ロメインレタスです。
グリーンオーク
レッドオーク
フリンジーグリーン
フリンジーレッド
グリーンリーフ
サニーレタス
ロメインレタス
順調に生長していますので、予定通り来月の10日までには収穫できるかな。
醗酵アミノ酸肥料の温度は36℃。
いい感じに乾燥・熟成しています♪
こちらは不死鳥のようなタルディーヴォ♪
タルディーヴォの葉が不死鳥の羽や尾のように見えます♪
タルディーヴォは霜が降り、水耕で軟白しながら古い葉を落とし、中の鮮やかで美しい葉を出しますので、年老いたみすぼらしい不死鳥が生まれ変わり、鮮やかで美しい紅い羽や尾を生やしているようにタルディーヴォの葉が不死鳥の羽や尾のように見えます♪
このタルディーヴォはNo.936のタルディーヴォと違い、手のひらサイズの小さなタルディーヴォですので重さは150g程度。
生まれたてのフェニックス(*^^*)(中まで紅いです♪)
この繊細な美味しさは是非ともサラダで食べていただきたい♪
今日も天気は良いものの、西風がビュービューと吹き続く一日でした。
写真は、晩生のカステルフランコです。
軽く結球しているカステルフランコも、まだ結球していないカステルフランコもあります。
No.936でアップした水耕栽培のカステルフランコは軟白しましたので、結球していなくても鮮やかで芸術的な美しい葉をしていましたが、畑のカステルフランコはまだ緑色の葉をしています。
今朝の醗酵アミノ酸肥料の温度は49℃。
温度計を引き抜いた直後は50℃をさしていましたし、菌糸もしっかりと出ていますので、ここまではパーフェクトと言ってもいいかな(^^)?
今日も冷たい西風が強く吹き荒れています。(風がなければいい天気なんだけどな)
昨日お伝えした通り、野菜の写真をカメラに収めましたので、写真をアップします。
こちらはカステルフランコです。
バラのように美しい葉物野菜♪
水耕栽培により、結球しなくても鮮やかなパステルカラーのカステルフランコが出来上がりました。
こちらはタルディーヴォです。
大きいものは一株(根っこ付き)で500gありました(^^)
他の野菜よりも手間は掛かりますが、そのぶん視覚で楽しめる感動をお届けできると思います。
それから毎日撹拌している醗酵アミノ酸肥料。
今朝も49℃と最適な温度で醗酵してくれています♪